2019年8月に、第2回SCH西日本が開催されました。
東北芸術工科大学で開催されている、SCH(Superl Community High School)シンポジウム。
高校・行政・民間などのセクターを越えた人々が集まり、思いを交わすことによって、地域や高校や教育の未来を共に考えるイベントです。
本家となるそのイベントに大崎海星高校からも教員、生徒、魅力化スタッフで参加し、西日本で開催したいという熱い想いが芽生えたことから、SCHシンポジウム西日本in大崎上島を開催するに至りました。今回で2回目の開催となります。
↑大崎海星高校が会場です。
北は山形、南は宮崎より日本全国で地域や教育を軸に活動している方々が集まりました。
初めましての人も多い中大崎海星高校の生徒が担当するアイスブレイクが始まります。
その後は「地域との協働による高校進化」というテーマでの基調講演をお聞きし、改めて社会の変化を知ると共に、ここに集まった人たちの活動の必要性を考えました。
そして、ランチタイム。
島の農家さんがこの日のために作ってくださいました!
大崎上島ならではが詰め込まれています。
午後からは分科会に入ります。2つの会場に分かれて3ターム事例発表をしていただきました。
事例はこちらです↓
事例発表① 西日本の先進事例から学ぶ高校と地域協働の事例
事例発表② 高校と地域がいかに連携していくか
事例発表③ 広島県内の高校と地域協働の事例
事例発表後は、振り返りのディスカッションと、2日目にじっくり考えたいテーマを出します。出されたテーマは、東北芸術工科大学の学生さんがより議論が深まる形に整理してくださいました。
そして2日目。
午前は、前日に整理されたテーマから、興味のあるものを選び、ディスカッションを行います。
テーマを元に集まるため、いろんな人が入り混じります。
人の話を聞いたり、自分の考えを整理したり、答えのないものに向かう時間が続き、少し疲れも感じたところで2日目も素敵なランチタイムです。
島の漁師さんにもご協力いただきました!
そしてランチの後には、これから自分たちは何をしていくのか、というアクションプラン作成に入ります。
個人で作成する人、グループで作成する人、それぞれの方法で2日間を振り返りながら、未来を考えます。
そして全体への共有を経て、第2回SCH西日本は終了しました。
実は、この2日間の前に、希望者への大崎上島ツアーも行っていました。
こちらは完全高校生プロデュースです。
瀬戸内海が見渡せる神峰山(かんのみねやま)に行ったり、ブルーベリー狩りをしたり、海へ行ったり、夏の良さも感じられる時間になったと思います!
大崎上島を満喫することも合わせて、ある種の夏休みのような感じもするSCH西日本です。
ラストは円陣を組んでお別れです。
ご参加くださいました皆様、ご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました!